今日のいっけい

今日、養護学校の中に最近設けられた発達相談室というところにいってきました。しょぱん君について、今までずっと通っている市の病院(療育機関)でしか診察・相談をしたことがなかったのですが、小学校進学に向けてセカンド・オピニオンを求めてみようかと思い、初めて門をたたきました。対応してくださったのは、やさしい感じの女性の先生。市の病院の発達外来のたびにドクターに渡しているメモをまとめてもって行き、状況を一通りお話しました。メモを読んだ先生は、「これ、将来何か本か論文にまとめたらどうですか。すごく発達の様子がよくわかりますね。しょぱん君に会ってみたいなぁ」と一言。→ これも将来仕事になるか?!

先生によると、確かに診断はつきにくそうとのこと。たぶん将来的には高機能自閉というところに落ち着くのではないかということでした。

「音楽について感覚過敏に困っている」という私の話に、先生は「状況によって、大丈夫だったり、駄目だったりというのは感覚過敏ではない。たぶん、音が何かイヤな記憶と直結しているから反射的に避けているのでは…」とのコメント。確かに、ピアノ教室ではピアノ弾けてるし、先生が弾くのも大体大丈夫なのに、保育園ではまるで拒否というのは、確かに感覚の問題ではなく、意識の問題かも。明らかに、今年2月の発表会練習のときから状況が一変しているので、そのときに嫌な経験をしてしまったのかなぁ。

ただし、「そうはいっても、苦手を治そうとして治すのは難しい。むしろ、気がついたら直っているという感じで乗り越えられるときがくるかもしれない。」それも、確かにねぇ。そして、「逆に『成功体験』をどんどん増やしてあげると、立ち直るきっかけになるかも」というサジェスチョンもいただきました。『しましまのうた』の話をしたところ、「それ、保育園で先生に発表してほめてもらったらどうですか?」とのこと。

さっそく試してみようと思います。それにしても、誰かに話を聞いてもらうのって、やっぱり癒されるなぁとあらためて思ったのでした。今後また数ヶ月に一度、経過をお話にうかがう予定です。