現実の厳しさとこれからと

今日、ボーイスカウトの元リーダーで、現在宮古市で薬剤師をしていらっしゃる方にお話をうかがう会がありました。高校生〜大学生スカウトとリーダー、保護者が輪になって、質問しながらの勉強会になりました。
明るい方で、今日も笑いながら話していらっしゃいましたが、報道では伝わらない厳しい現実、ご自身も被災されながら医療従事者ならではのご苦労など貴重なお話をうかがうことができました。

中学生や高校生が避難所の小学校の音楽室で小さな子を遊ばせたり、運搬などを手伝ったり、とても頑張っていて、「日本もまだ捨てたもんじゃないぞ」と思ったというのが印象的でした。
そして、最後に「結婚している人は、結婚指輪しましょう」と一言。結婚指輪のおかげで女性の身元判明率が圧倒的に高いそうです。(夫婦揃ってしてない我が家…。)

まだまだ息の長い支援は必要だけれども、物資集めや現地入りは、的外れなことにならないように現地にきちんと連絡をとってニーズを把握してからの行動が必要ということ。すでに問題になってきているようですものね。

Sさん、やっととれた休日を割いていらしていただき、ありがとうございました。